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2007年6月

第10回「レース用シューズ」について

今回はレースで使う「シューズ(運動靴)」のお話です。

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大人になると砂浜や海岸を走ることがトンとなくなりますね。

Photo_4

私がこどもの頃、鳥取市の小学校の春の遠足の行き先は「鳥取砂丘」と決まっていて、入学したときから上級生のお兄さんお姉さんに手を引かれて「鳥取砂丘」まで歩きました。
卒業するまで6年間、春には毎年「砂丘遠足」をするので、「鳥取砂丘」はとても身近な場所となっています。
余談ですが、当時、持っていってもいいおやつは150円まででした(*^_^*)

遠足では「大すり鉢」を登ったり、間近で見るラクダのデカさに驚愕し、砂丘の真ん中で「かくれんぼ」は無理なので「鬼ごっこ」、「アリジゴク掘り」、落とし穴を作って先生を落とす…、楽しかったなあ。
ワナと知りながら落っこちて下さった先生ありがとうございました。

それが、20年近く経って私のこども2人もやっぱり「砂丘遠足」でした。
(鳥取市の小学校の先生方は退職するまで何回砂丘遠足するのでしょうね。)

その中で私たちは「美しい風紋はナゼできる?」「砂丘植物はどうやって生きる?」「鳥取人と砂との戦い…砂防林」などを学習し、鳥取の自然や風土を学ぶわけです。

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あっと!脱線、本題の「シューズ」にもどります。

ジュニアデュアスロン大会は砂地を走るしバイクも漕ぐから特別なシューズが必要か…。

ご心配なく、普段使っている「運動靴」で大丈夫、しかも履き慣れた「運動靴」がいいでしょう。特別なシューズは必要ありません。
お子さんが陸上部などに所属していて「ランニングシューズ」を持っていれば、「ランニングシューズ」でもよいでしょう。

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ただ、私の経験から少しだけアドバイスをさせてもらいます。

1.走っている途中で脱げないよう、甲の上まで靴ひもで結ぶタイプがいいでしょう。
2.また、靴ひもで結ぶタイプは砂の進入を防ぐ効果も大きいようです。
3.もちろん靴ひもはレース中にほどけないようしっかり結びましょう。
4.砂粒よりも大きな目のメッシュを使用した「ランニングシューズ」は、一見、砂が進入してもサラリと出て行きそうに思いますが、そんなことはありません。メッシュ地から簡単に砂は進入してきますが、そのまま抜けずにどんどん足裏やつま先に溜まってしまいます。大きめのメッシュ地は「砂が進入しやすく抜けにくい」といえます。
5.靴ずれができないよう靴下を履きましょう。

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もし、レース中にシューズの「ひも」がほどけてしまったら…

ほどけた「ひも」がバイクに絡まって転倒したり、もう片方の足で踏みつけてコケてしまっては大変です。

レース中に「ひも」がほどけてしまったときは、後ろから来る選手の邪魔にならないよう、コースの端に止まって「ひも」を結びなおして下さい。
自分で結ぼうとしてもなかなか上手に結べなかったり、低学年でまだ自分で結べない選手は、ボランティアの方に「結んでくださぁ~い」と言って、手伝ってもらってもいいです。

また、レース中に「ひも」がほどけている選手をスタッフやボランティアが見つけたときは、その近くでいったん止まって結び直すよう指示することがありますので、指示に従って下さいね。

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第9回「給水紙コップ」のつぶやき

こんにちは~

タイトルは「紙コップがつぶやく…」ブツブツ…、3級ホラーみたいですね。

今回は運営スタッフ雑感をすこし書きます。

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今年のジュニアデュアスロンの開催日は9月23日(日)秋分の日ですね。
初秋とはいえまだまだ暑い日が続いていることでしょう。

そこで大活躍なのが給水場所の「ボランティアさん」と「紙コップ」です。

ジュニアデュアスロン大会で使用する「紙コップ」は、ざっと次のような計算をして準備をしています。

選手数180名として1人の選手が使う数を計算すると、
第1ランで使う数 5個
第2ランで使う数 5個
スタート前に使う数 2個
ゴール後に使う数 2個
ポップコーンで使う数 2個
余分として 1個
合計17個となります。これが180人分ですから、17個×180人=3060個
その他、スタッフ、ボランティアが使用する数も考慮してトータル3500個の「紙コップ」を用意しています。

この「紙コップ」の使用量は、気温の上下に大きく左右されます。
大会が涼しいかったり雨模様の日ですと使用量は減り余りますし、暑い日ですと用意した数では足りなくなって、スタッフがあわててホームセンターに買い足しに行くこともあります。

話はちょっとそれますが、当然、「給水場所」と「かき氷」で使用する「氷」の量も気温に左右されて、「氷屋さん」に緊急注文したり…。まあ、お天気には勝てませんね。

(レース中の水分補給の必要性や意味については、大会ホームページに詳しく説明してありますので、こちらを読んで下さい。 http://www.sakyu-jr.jp/24/  )

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「紙コップ」にもどりましょう。

給水場所のドリンクは「紙コップ」の色によって次のように仕分けしています。(できるだけ仕分けているのですが、なくなってしまった場合は仕分けできない時もあります。)

色付又は模様付「紙コップ」…「スポーツドリンク」(ア○エ○アス)です。
白無地「紙コップ」…「水」又は「氷水」です。

そして、給水テーブルの上に並べてあるか、給水ボランティアが「紙コップ」を持って、『み~ず~』とか『スポ~ツドリンクぅ~』とか言いながら選手に差し出してくれます。

選手は遠慮せずにどんどん受け取ってドリンクを飲んだり、水をかぶったりしていいですよ。走りながら飲むことができない選手は、立ち止まって呼吸を整えながゆっくり飲んでも全然平気です。おかわり自由。
いらないときは、ボランティアさんにちょっと手を振って「いらないジェスチャー」をして下さい。

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で、レース中に使った後の「紙コップ」どうしますか?

大会では給水場所の少し先に「ゴミ箱」を設置しているので、そちらにポイッ。
ゴミ箱に捨てられなかったらコースに立っているボランティアさんに渡してもいいんです。
そしてゴミ箱では、わざわざ立ち止まらなくても走りながら、ポイッ。
うまくゴミ箱に入らなくても後戻りして拾って入れ直す必要はありません。
そんなときは親切なボランティアさんがちゃんと後始末してくれます。
走ることに集中しましょう。

でも、「どこでもポイッ!」は禁止です。
ゴミ箱もない、ボランティアさんもいないコース上にポイ捨てするのは絶対にダメです。
給水場所からゴミ箱までに飲みきれず、「紙コップ」が捨てられなかった時は、中味を捨てて次の給水場所のゴミ箱まで持って走りましょう。
「紙コップ」をクシャッとつぶして握れば大丈夫、走る邪魔にはなりません。
使用した「紙コップ」は次の選手に再利用しませんから、遠慮なくつぶしていいですよ。
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「紙コップ」に教えられる大人たち。

さて、「紙コップ」を受け取った選手の中には、時折すごい選手がいます。

すごい選手、「紙コップ」を受け取るとき、「紙コップ」を捨てるときにボランティアにペコッとお辞儀するんです。
全力で走っているので息はゼーゼーで声にはなっていませんが、自然にペコッとお辞儀する様がすがすがしくて、ボランティアには「ありがとうございます」って言っているように見えるのです。

あー、かわいいなあ、純粋だなあ、って嬉しくなります。
声援する声も一層トーンが上がってしまいます、ボランティアさんも人の子ですからね。
そして勝敗だけがレースの楽しみではないんだな、と思う瞬間です。

そんな子供達の純粋な姿を保護者のみなさんが見てあげて下されば素晴らしいですね。

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第8回「コース試走の大切さ」

こんにちわ~、鳥取県も梅雨入りしたようで、雨模様の日が多くなりました。
ことしは梅雨が短いらしいとニュースでいっていました。
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さて、今日の話題は「コースを事前に試走することの大切さ」についてです。

事前にコース試走をすることの意味は、大きく分けて2つあります。
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1つは「コースを覚えたり把握することで、頑張ったり、ちょっとスピードを落として休んだりする、コースに合わせたレースのペース配分を調節することができるようになります。」


たとえば、バイク周回コースのちょうど中間では、鳥取砂丘こどもの国「遊歩道」の1番高い所を通過します。このポイントは苦しい上り坂が始まって400メートルあたりにあり、上り終わる手前50メートルはさらに坂がキツくなっています。

ここで、レース本番にコースを知らない選手知っている選手の違いが現れてきます。

知らない選手は、早く坂を越えようと坂が始まった途端に全力でバイクを漕ぎ始めて、力まかせに一生懸命ペダルを漕いでしまいうのですが、400メートル続く上りは以外と長く、さらに次第に傾斜もきつくなるため必ず坂の最後で失速してしまい、最後50メートルの急坂は苦しくて苦しくて、顔は真っ赤、足はプルプル、歩くようなスピードで坂を越えていきます。
そして、頂上ポイントを通過した直後に「つづら折れ」の続く緊張する下りに突入、ブレーキをかけながらカーブを曲がるのが精一杯で、息を整える余裕がなくなってしまいます。
この苦しさに耐えながら次の周回に入って、3周4周5周…、レースを組み立てる事ができにくくなります。

知っている選手は、どんな坂があって上りがどのくらい苦しいか事前に経験していますから、450メートルの坂をどう漕いで越えれば、すこしでも楽をして上手に越えることができるか考えることができますね。
上り坂の始まりから力の配分を考えて、頑張りどころを押さえつつ冷静に漕ぎ出すことができます。
ただし、レースですから全力を出し切って競争するので苦しい事には変わりないのですが、この、「コースを考えながら走れるかどうか」という部分は、レースで勝つためにはとても大切な要素になります。

こどもの国ランコースも同様ですね。
第2ランの途中に砂丘の中で頑張りすぎて力尽きてしまうと、ゴール前200メートルの上り坂で失速してしまうことになります。そんなときに上手にペース配分して砂丘を走ってきた選手に追い越されてしまうこともしばしば見かける光景です。

コース下見は必ず行ってコースを知っておきましょう。
そして、できれば自分にあったコースの走り方を考えてみましょう。
レースの苦しさが少し楽しい苦しさに変わるかもしれません。
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2つ目は「スピードを出し過ぎると曲がりきれなくなって危険な所や、砂や土で滑りやすい所、コースが狭くなって前の選手を追い越せない所など、コースの危険な場所や注意して走らないといけない場所を知っておき、転倒や怪我を防ぐ」ということです。

こどもの国バイクコースで見ると、
1.本部前の周回チェックエリア通過後の長い下り最終コーナー部分
⇒なんと時速30キロ以上スピードが出た後に大きく左にカーブしているので曲がりきれずに花壇に突っ込んでしまいます。

2.コース中間の長い上り450メートルの後半部分
⇒周回遅れになった選手が坂の苦しさから右に左にフラついて走っています。この選手を追い越そうとしたところ、自分の前の進路をフラっとふさいでしまって、バイクが接触、転倒ということもあります。

3.バイクコース後半、頂上から下る「つづら折れ」の区間
⇒バイクコースはたくさん上るので当然たくさん下ります。しかも下りはコーナーの連続でスピードオーバーになりやすく、急ブレーキをかけるとスリップしたりします。前をよく見て次にコースがどうなっているか注意しながら走らなければ危険です。

コース下見をすることで、コースの危険箇所を知っておくことは大切なことです。
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鳥取砂丘ジュニアデュアスロン全国大会に参加する選手は、必ず事前にコース下見と試走を行うよう義務づけ、選手ひとりひとりがコースを知ることで、楽しいレース、安全なレースになるようにしています。

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余談ですが…

レースに慣れた選手や高学年になると、1周目に上り坂で「痛い目にあう(苦しい)」と、2周目からは自重して坂を上り始めたり、できるだけ苦しまずに上手に上り坂を越えようと、攻略法を考えて実践する選手もいます。
さすが!お兄さんお姉さんですね。

ところが、転倒事故はコースに慣れていない初めての「1周目」と、周回を重ねてコースに慣れた「4、5周目」に発生する傾向にあるようです。
4、5周目に事故が発生しやすい理由は、コースに慣れたから次は少しでも早く走ろうとして無理をするためでしょうか、レースも中盤になり疲労がたまってコースやスピードコントロールに対する注意力が落ちてくる為でしょうか。

いずれにしても、事前にコースを把握して、レースでは1周ごとにコースを考えながら注意して全力で頑張ることが肝腎ですね。

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