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2007年5月

第7回 「マウンテンバイクって…」(4つ目)

ついでということで、今回もジュニアデュアスロン大会で使用する「バイク(自転車)」の4つ目のきまりのお話をしましょう。

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さて、4つ目は「レースに不要な付属品は事前に取り外す。」ということです。
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「ジュニアデュアスロン大会」が「マラソン大会」や「かけっこ競争」と違うところは、バイクという道具(乗り物)を使用するということです。
バイク競技では、人間が自分の足を使って全力で走ることができるスピードの数倍のスピードが出ます。このスピードを人間がブレーキやハンドル操作やバランスを取りながらコントロールして、速さを競争しています。

当然、コントロールをミスすると「ガッチャーン☆△◎▽♯※」…スピードオーバーやスリップで転倒してしまいますね。
もしも、こけてしまったら…、少しくらいの#すりきず#は仕方ないかなあ。
でも、それ以上の大怪我は防ぎたいものです。

そこで、転倒や転倒したときの怪我を最小限に防ぐ1つの方法として、できるだけバイクに付いている付属品を外しておくことを推奨しているのです。

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×「スタンド」「金属製の泥よけ」
特に1本で支えるタイプのスタンドは、転倒したときに選手の身体に刺さって大けがをしてしまうことがあります。また、他の選手と接触したときにスタンドが引っかかりやすく危険なためです。

×「バックミラー」
バイクに乗るときや降りるときに身体に引っかかり転倒することがあります。

△「ベル」
指や手が引っかかって思わぬ方向にハンドルが動いてしまうことがあります。
レースでは「ベル」は使わず、他の選手には「声」をかけて合図します。
「追い越しま~す」とか「お先にどうぞ~」とか「よけて下さ~い」とかです。

?「カゴ」
ハンドルに取り付けてあるためハンドル操作が重たくなります。
※ただし、「カゴ」は転倒したときのクッションの役目になるとの意見もあるため、取り外しの是非については検討中です。

×「ハンドルエンドバー」「DHバー」
付いているこども車はほとんどありませんが、これも突き刺さって危険です。

△「リフレクター(反射板)」「ライト」
できるだけ外した方がよいと思われますが、大きな危険が予想できなければそのままで結構です。
ただし、横に大きくはみ出したライトは、できるだけ取り外したほうがいいですね。

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肝腎なことは、レースで使用するバイクは「できるだけシンプルに」ということです。

そして「事前の整備は十分に」ということも加えておきます。
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例年のことですが、選手の保護者からは「バイクを自転車屋さんで整備したり、部品を取り外したり取り付けたりすると、1000円も2000円も料金がかかるので、出費がかさむ。普段使っている自転車なんだから整備なんて必要ないでしょ!」という意見があります。
しかし、レース用バイクはお子さん達が「レース」という特殊な状況で使用する「生命に関わる大切な道具である。」という認識を持ってみれば、念には念を入れた充分な整備をして望んで当然のことだと考えています。

それに、バイクの整備不足が原因でレース中にブレーキが効かなくなって、大切なレースをリタイアしてしまうことだってあります。「あーあ、1000円ケチったばっかりに…、1番だったのになあ」なんてことにならないようにしたいものですね。

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第6回 「マウンテンバイクって…」(3つ目)

では、前回に続きジュニアデュアスロン大会で使用する「バイク(自転車)」の3つ目のきまりのお話をしましょう。

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1つ目「レースに使用できるバイクはマウンテンバイクに限ります。」(4月26日)
2つ目「バイクには変速装置(ディレーラー)が付いていること。」(5月2日)
3つ目は「バイクのタイヤには基準と制限があります。」
4つ目は「レースに不要な付属品は事前に取り外す。」ということです。
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今日は3つ目の「バイクのタイヤには基準と制限があります。」について説明します。
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ジュニアデュアスロン大会のレース用バイクに関するルールでは、次のように定めています。

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○その1
タイヤはスリックタイヤを使用することを推奨します。(でもご心配なく!市販のマウンテンバイクに装着されているプロックタイヤ及びセミスリックタイヤであれば十分レースができます。)バイクコースはすべて舗装路ですので、舗装路に対してできるだけグリップ力の高いタイヤを使用してください。

『説明』
マウンテンバイクのタイヤはおおむね3種類に分けられます。
ブロックタイヤ1
全体にゴツゴツしたブロック(ゴムの突起)があり、泥道、荒れた道路、砂道、未舗装路で使用するのに適しています。
荒れた道ではブロックが土や石を捕らえて進みますが、舗装路(アスファルト)を走るとゴロゴロとして重たく感じます。

セミスリックタイヤ
2タイヤの真ん中にはブロックがなく、両側にブロックがあるので、舗装路では比較的軽快に走ることができ、泥道ではサイドのブロックが少し引っかかることで走りやすくなります。
ブロックタイヤとスリックタイヤの中間のような用途のタイヤです。

スリックタイヤ
3全体がツルッとしてブロックがありません。
主に舗装されているコンクリートやアスファルトで使用します。
ゴツゴツのブロックがないのでよく転がって軽く進みますし、タイヤが道路にピッタリ接するので乾いたアスファルトでは、滑りにくくなります。


「鳥取砂丘こどもの国」のバイクコースとなる遊歩道はすべて舗装道路のため、転がりやすく、地面に接する面積の大きい「スリックタイヤ」を推奨しています。

また、「鳥取砂丘こどもの国」は防砂林に囲まれた鳥取砂丘の砂山の上にあるため、大会前日にはスタッフ総がかりで遊歩道の砂や松葉をほうきできれいに掃き取って整備しています。

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○その2
使用タイヤの基準・制限は次のとおりですので厳守してください。
1.横幅は規格1 3/8インチもしくは35C以上であること。(約35mm)
2.直径は26インチ以内であること。(大人用マウンテンバイクのサイズです。)

『説明』
一般的にタイヤは「横幅が細いほど」転がる時に路面との抵抗が少なくなってバイクは軽く進みやすくなります。自転車ロードレースや大人のトライアスロンで使っているロードバイクは驚くほど細いタイヤを使っていますね。ロードバイクのタイヤは、なんと横幅が19~23ミリという特別なタイヤを使っています。
ところが、この細いタイヤは転がりやすい反面、カーブなどでは「細いほど」滑りやすくなってしまいます。

大会では、選手が事前に軽く転がりやすい細いタイヤに取り替えて参加することで、選手間の有利・不利が起きないようにするため、また、細すぎるタイヤのためスリップ事故などを起こさないようにするた、一般的に販売し使用されているマウンテンバイクのタイヤサイズを基準にルールを決めています。

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○その3
タイヤ接地面及びサイドには走行中にパンクの恐れがあるほどのキズ・異物・ひび割れ等が無いこと。

『説明』
試合中にタイヤがパンクして走れなくなったり、パンクが原因で転倒して怪我をしては大変です。

自分のバイクで参加する選手については、車検の時にタイヤチェックを行い、危険と見なされるタイヤは車検不合格としてタイヤ交換の指示を出します。タイヤ交換をして再車検に合格していないバイクでレースに参加することはできません。

タイヤ交換ができない選手は、大会事務局が用意している「レンタルバイク(有料1000円)」を申し込んで参加することもできます。
ただし、「レンタルバイク」の台数は限りがあり、お貸しできない場合がありますので
ご注意下さい。

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ざっと簡単ですが3つ目の説明でした。

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第5回 「マウンテンバイクって…」(2つ目)

今回はジュニアデュアスロン大会で使用する「バイク(自転車)」の2つ目のきまりのお話をします。
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さて、4月26日の記事に書きましたが、ジュニアデュアスロン大会で使ってもよいバイクには、大きく分けて4つのきまりがあります。

1つ目「レースに使用できるバイクはマウンテンバイクに限ります。」(4月26日)
2つ目は「バイクには変速装置(ディレーラー)が付いていること。」
3つ目は「バイクのタイヤには基準と制限があります。」
4つ目は「レースに不要な付属品は事前に取り外す。」ということです。

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今日は2つ目の「バイクには変速装置(ディレーラー)がついていること。」について簡単に説明します。
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変速装置とはハンドルのレバーやグリップ(握るところ)をカチカチ動かして、バイクの前後に付いているギアを切り替える装置のことです。
急な坂道を登るときにはギアを軽くしてこぐ足がクルクル回るようにしたり、平坦な道ではギアを重くして力強くこげるように切り替えます。

Photo_1変速装置-前側(フロントディレーラー)

写真では大小2種類のギア板と、それを切り替える器具が付いています。




Photo_2変速装置-後側(リアディレーラー)

写真では7種類のギア板と、それを切り替える器具が付いています。



Photo_3変速装置の切り替え(グリップシフト)

手で握る部分を前や後ろに回して切り替えます。
たとえば、右手は前側の変速装置、左手は後側の変速装置につながっていて、ギアを切り替えることができます。
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ジュニアデュアスロンのバイクコースは、「鳥取砂丘こどもの国」園内の遊歩道を使用しますが、ほとんどが上り坂か下り坂になっているうえに、コースの中間あたりには急坂があります。
この急坂はママチャリのように変速装置が付いていない自転車では、大人でも自転車をおりて押して歩かないと上れないほどです。

試合中に選手は変速装置をカチャカチャと忙しく操作して、坂道にあったギアに切り替えて走ることが必要なんです。これができないとバイクですごく体力を使ってしまい、第2ランになったときにヘトヘトで走るのがつらくなります。

(小学1年生や2年生の選手の中には、この変速装置が付いているバイクでギアの切り替えをしても坂が上れないで押して歩く選手もいるほどです。)

ただ、ご心配なく~(^o^)~
試合中どうしても坂が上れない選手は、スタッフがお尻を押してお手伝いしますので…(ただし、最小限のお助けですよ)
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自分でマウンテンバイクを持っていない選手には、レンタルバイクをお貸ししますが、すべてこの変速装置が付いています。
レンタルバイクで参加しようとお考えの選手も、できれば事前に変速装置の付いたバイクを誰かに借りて乗ってみて、変速装置の使い方を少し覚えておいて下さいね。
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次回は3つ目「バイクのタイヤには基準と制限があります。」の説明をします。

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